
10年前から苦戦しているニンジン
一番の問題は発芽です。
乾燥は嫌うけれども、播種後土をしっかり被せたら発芽しません。好光性種子なので日光が当たる必要があるからです。
このように矛盾する環境が必要なために難しい
そこで今回は、バーミキュライトを使ってみたら、うまくいきました
おそらく、バーミキュライトは水分をたっぷり吸収するので種の乾燥を防ぎ、日光も土より通すからだと思います。
しかし、ポットで発芽させることには問題があります。
ニンジンは直根性ということで、発芽後まっすぐ土の中に急速に根を伸ばすからです。
そして、その根の進行を邪魔すると、まっすぐにきれいなニンジンにはなりません。
ではどうしたらよいかと考えて、写真のような紙製のポットを使ってみることにしました。
これは、ポリポットとは違って、そのまま土に埋めると溶けてしまうという性質のあるポットです。
だから、ニンジンが発芽したら、すぐそのまま畑にポットごと植えれば、まっすぐできれいなニンジンができるのではないか、と考えたのです。
でも、まあ、ポットが溶けるまでにニンジンの根がポットの底に当たるような気もするので、捕らぬ狸の皮算用かもしれません。
それでもやってみなけりゃ分からない!
ということで、どうなることやら楽しみです。
ちなみに、定植した場所は雑草地帯で、防草シートを張って穴を開けだけの所です。
これで、後は無農薬・無肥料のほったらかしです (^^)/
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