窓ぎわのトットちゃん

アニメを観たことがきっかけで、原著を読んでみました。

 

率直に言って、断然この本の方がいいですね。

トットちゃんという女の子が、繊細に、また豊かに表現されています。

黒柳徹子さんの文章がすばらしい。

 

小学生でも読めるようにやさしく書いているのに、大人にも深い感動を与えてくれます。

本当に多才な方ですね。

 

この天才的なトットちゃん(黒柳徹子さん)が、実は最初に通った幼稚園を退園させられたんですね。

昨今の幼稚園なら発達障害児とされるような子だったようです。

 

しかし、次の幼稚園で出会った校長先生の教育方針の下でトットちゃんは健やかに育っていきます。

このような校長先生がいなかったら、その後の黒柳徹子さんはなかったのではないか、とも考えさせられました。