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能代で炭の雑草抑制実験開始

秋田県能代市で、炭を道路脇に埋める実証実験を始めたとのこと。

 

目的は雑草の抑制だけど、利用できない木材の有効利用と地球温暖化対策にもなるとのこと。

 

木材を燃やす場合より3割ほど二酸化炭素の放出を抑えることができ、雑草が抑制されれば草刈り費用が半減するという計算だそうです。

 

適量の炭を土に混ぜれば植物が元気になるのに、なぜ雑草を抑制するかと言えば、その投入量。

 

最大30センチの厚さで土の中に層を作ることで、炭のアルカリ性効果で雑草を抑制するのだそうですが、私は少し疑問を感じています。

 

この能代の実験では、炭の上に土を乗せるということなので、その土の上に飛んできた草の種は発芽するはず。

さすがに根を深く張ることはできないでしょうが、根を浅く広く張る雑草ならば抑制できないのではないかと思います。

そして、炭の保水効果で、逆に日照りの時でも元気に育つのではないかとも想像します。

 

それに、確かに大量の炭はアルカリ性を示すそうですが、長期間雨水に当たれば中性化するはず。

となれば、2年目以降は保水効果と保肥効果で、むしろ雑草を増やすのではないかと心配します。

 

ということで、いずれにしても、実験結果がどうなるか、とても興味があります。はい😊