2023年やってみっか第6号 剪定枝ポーラス炭でイモ作り

今日(3/25)は、自然農法実験場にジャガイモを植えました。

 

今回は、去年カボチャに試して効果のあった防草ネットを使い、また、同じく去年成功した「炭を乗せるだけ」法で植えました。

 

炭には、先日作った剪定枝ポーラス炭を使いました。

竹炭と違って惜しげもなく使えるのがいいですね😄

 

以下は写真の説明です。興味のある方はどうぞ。

 

1 まず、落ち葉などを敷いていた畝から落ち葉などをどかします。落ち葉のせいか、土はよく湿っていて柔らかい状態でした。そこに防草ネットを張ります。

 

2 ガスバーナーの熱で穴を開ける道具を使って、株間30センチで穴を開けます。こうすると、ジャガイモ以外の場所からは草が出てきません。黒マルチや防草シートを使うと太陽光を遮断するので草は生えませんが、この防草ネットは「ネット」ですから太陽光は土に届きます。したがって草も生えるのですが、ネットの網目が細かいのでネットの上には出てこれないということです。

 この「草は生えるがネットの上には出てこない」というのがミソでして、草が生えると根っこが土中に伸びますので、土が耕されます。それによってフカフカの土が保たれ、また、その根などが微生物のエサになり、分解されることで、肥料成分になります。これによって、「非耕起、無化学肥料」で野菜などが栽培できる、という理屈です。はい。

 

3 今回植えたのは北アカリという品種。わが家ではこれが人気です。剪定枝ポーラス炭は柔らかく、生焼けはほとんどなく、とても良い出来でした。

 

4 開けた穴の所の土を掘り出して(約15センチ)、種イモを投入します。掘り上げた土は穴の側に置いてみました。これは、雨が降ればネットの網目を通して畝の中に戻っていくだろうと考えてのことです。

 

5 種イモの上に剪定枝ポーラス炭を乗せます。廃品利用的に作った炭なので、全然もったいない感がなくて、ふんだんに使えました。これはうれしいですね。剪定枝が役に立っていることも嬉しく思いました。

  この炭乗せ法は、農家のバイブル「現代農業」の記事で知ったのですが、種イモの上に土を乗せないことに違和感がありました。「これで本当にジャガイモが育つのだろうか」という疑問です。しかし、去年実際にやってみたら何の問題もなく成長し、無事においしいイモができました。そこで、今年は自信を持ってやれました。

 

  それと、なぜ炭なのかという点ですが、これは私の想像ですが、真っ黒なので太陽光を遮断できるだけでなく、真っ黒なので日中浴びた日光で暖かくなりやすく、また保温しやすいので、ジャガイモは毛布と布団をかぶったような状態になるのではないかと思います。それから、炭があると微生物が寄ってくることは実験で証明されているので、その微生物のフンや死骸がイモの肥料になるのではないかと想像します。それと保湿効果や通気性の良さもあって、芋には快適な環境が提供されるのではないかと思っています。

 

 ということで、この剪定枝ポーラス炭乗せ法は、2023年やってみっか第6号に登録します (^^)/

 

※ 今日のウクライナへの寄付付き商品売上げは3点。

  累計832点なので寄付金は8万3200円。下記は送金済みの記録であり、未送金額は3,200円也。

2022年4月 4日 3000円、2022年4月 25日 4000円

2022年5月 2日 3000円、2022年5月 19日 5000円

2022年6月 14日 5000円、2022年6月 28日 5000円

2022年7月 19日 5000円、2022年8月 17日 5000円

2022年9月 2日 5000円、2022年10月 13日 10,000円

2022年11月 18日 10,000円、2023年2月6日 10,000円

2023年3月7日 10,000円