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ポーラス竹炭の商品化までの流れ

ポーラス竹炭(低酸素状態で燃やして作る竹炭)の製品化までの流れです。私流です。

 

まず剪定枝用のシュレッダーで荒く砕きます。

これで竹炭の最大サイズがほぼ一定に抑えられます。

 

その後土フルイ器にかけてサイズ分けします。

一番粗いものは「無分別」(ムブンベツと読みます。いろんなサイズが含まれているという意味で、決してムフンベツなのではありません🤣)。

 

土に混ぜても植物の株元などに置いても使えます。柔らかいので扱いやすいです。

また、基本的に消し炭と同じなので、火付きが良いため、卓上七輪などで焼き鳥を焼いたりすることにも使えます。

 

次に細かいものは「微粒」。これは細かいサイズで粒がそろっていますので土に混ぜやすく、特にポット苗を育てるときなどに便利だと思います。

 

最後に最も細かいものは商品にしていません。粉状の竹炭だけでなく灰も混じっているからです。

 

しかし、捨てることはしません。

私は、これを生ごみを入れるコンポストの中に振りかけています。

そうすると、生ごみから出る匂いを抑えてくれ、出来上がった肥料には灰(ミネラル)も竹炭も混じっていますから、極上の肥料になるという寸法です。

 

ですから、このポーラス竹炭は全て使えて無駄なものは一切出ません。

さらには、竹が取り込んだ空気中の二酸化炭素を炭として固定しますので、地球温暖化防止やカーボンニュートラル、SDGsにも貢献します。さらには竹林の荒廃も防いでくれるという優れものです。はい(^^)/