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ポーラス竹炭はSDGs

今日(3/25)はいい天気だったので、ポーラス竹炭(消し炭法竹炭。寸胴鍋の中で竹を燃やすだけ)作りをしました。

 

コツは、9割以上(2枚目の写真くらい)燃えたら次の竹を入れることだけ。そして、3枚目の写真のようになったらフタをしておしまいです😄

 

とっても簡単で、しかも、特に園芸用(農業用)に最適な竹炭ができます(柔らかい)。

 

かなり枯れた竹でも十分に炭になるところもいいですし、速く炭にできるところもいいです。

 

増えすぎて困る荒廃竹林や、伐採してもなかなか腐らないために始末に困る竹を、こうやって簡単に有用資材に変換できることは魅力です。

ですから、竹で困っている方は是非試してみてほしいと思っています。

ヤフオクを利用すれば中古の寸胴鍋は5千円くらいで手に入りますので、費用対効果もいいはずです。

 

それから、できた炭は土壌改良に使えるだけでなく、日常生活はもとより災害時などにおいても燃料として使えます。

夜なら照明にもなります。

 

一握りの竹炭で暖かい食事と明かりが確保できるということですね。

その効率はかなり良くて、例えば今日作った寸胴鍋一杯の竹炭で、おそらく一家族で一か月くらいの食事と明かりにつながると思います。

 

さらに大きく言えば、最近話題のSDGs(持続可能な開発目標)に貢献することにもなります。

空気中の二酸化炭素を吸い込んだ竹が炭になり、それが土と一緒になることで二酸化炭素が空気中に戻らないからです😊

 

もっとも、燃料として使えば二酸化炭素が出るのですが、それは竹が空気から吸い込んだ分を吐き出すだけなので、空気中の二酸化炭素は増えません。いわゆるカーボンニュートラルなので、SDGsにかなうということになります。