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2021年やってみっか第27号 立体駐車場型製炭

昨日(7/18)焼いた竹炭の結果です。

今回は、ドラズン窯の立体駐車場型方式を試したのですが、結果としては成功でしたね(^^)/

 

最大の狙いが、「上の竹から出た液体で下の竹が汚れることを防ぐ」ことでしたが、これが大成功でした(^O^)/

 

以下はその説明です。

興味のある方はどうぞ。

 

○ 1枚目(左上)の写真

  今回の立体駐車場型製炭は4枚の鉄板を仕切りに使って、その間に竹を入れて焼くというものでした。各箱の中に入っている竹炭はそれぞれの階層ごとのものです。1番下(写真の左中)の竹炭の肌にも特別の汚れは見られませんでした。2から4段目も同じように美しい竹肌が見られました。これは、これまでの方法だと下の竹のほど竹肌が汚れていたのです。

 

○ それ以外の写真

  一番下の階層から2段目、3段目と続き最上段(5段目)までの竹炭の画像です。下の階の竹炭も最上部に匹敵するくらいきれいな竹炭に仕上がりました。しかし、最下段の竹炭は熱源に近いだけにやはり加熱過剰であり、つぶれたものもありました。

 

○ 最後の写真

  立体駐車場型にするために使った鉄板を支える爪が全部取れてしまいました。金属でもくっつくという接着剤を使ってみたのですが、高熱を加えられて全部剥がれてしまったということです。こうなるかもしれないと半分は予想していたのですが、残念ながら「やっぱり」という感想です。これもやってみなければ分からないことなので、大きな成果だと思っています(負け惜しみではありません)。

 今回の成果によって、今後同じようなことはしないで済みます。また、今後、これをビス止めなどしておけば、鉄板を支え続けられるでしょうから、下の竹を圧迫することが防ぐことができ、つぶれ竹炭の数もさらに減らせることができるかもしれません。そこで、これは今後試します。