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「立体駐車場法」による製炭実験の結果

昨日(4/15)実験した「立体駐車場法」の結果です。

 

今回は、4枚目の写真のように窯の中に鉄板を3枚入れて、その間に竹を敷くという方法でした。

 

上の竹から流れ出た水分などで下の竹が汚れてしまうことを避けるのが狙いだったわけですが、結果は、期待どおりそのような汚れは付かずに済みました。

 

つまり、比較対象のために窯の中に別途差し込んだ竹には汚れが付着していますが(3枚目の写真)、「立体駐車場法」の竹炭にはそのような汚れが付いておらず、きれいな竹炭になりました。

 

その意味では成功なのですが、竹炭の内側に小さな割れ目が入ったものが生じました。

 

これは全く予想外だったのですが、ひょっとしたら、加熱をやめてから温度が下がっていくスピードが速かったのかもしれないと考えています。

焼き立ての陶器を窯から取り出すと、急に冷却されるために多数のひび割れが生じますが、あのようなことが起きたのではないかということです。

 

つまり、鉄板は金属ですから、ほかのものより温度低下が速く進み、それがまだ熱い状態の竹炭に作用したのではないかと考えられるのです。

 

ということで、今回は成功したけれど新たな課題も見つかったという実験になりましたね。

まあ、実験というのはこんなもんなのでしょうね。

 

これで、また次の実験が楽しみになりました(^.^)