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原因判明!

昨日(3/25)異常燃焼したドラズン窯😱

 

その原因が分かりました!

 

竹から出てくる煙を引き出す煙突(単管パイプ)の根元を支えるための部品が融けて燃えたようです😮

鉄製だと思っていたのですが、どうやらアルミだったようですね😅

 

肝心の炭の方には影響はなく、逆にいつもよりいい感じでした😄

 

・・・で、以下は細かい説明です。興味のある方はどうぞ。

 

1 上フタの金属製品に異常

  1枚目の写真は、ドラム缶のフタ部に当たるものですが、単管パイプの煙突の根元部分が融けていました。この部材は最後の写真のものを使っているのですが、モチをレンジしたみたいに融けていますね。単管パイプ自体には何の変化もありませんから、どうもこの部材が異常燃焼と関係しているようだと思われました。

  

2 中のフタはもっと異常

  その上フタを除くと竹が入っている寸胴鍋のフタが現われます。こちらも同じ部材を使っているのですが、融け方がすごいですね。完全にドロドロになって溶け出し、フタの中央部の凹部に流れてたまっていました。これをつまんでみたら、何やら銀製の小判みたいでした😄

  この状況を見て、この部材はアルミで出来ているのだと思われました。以前にも、アルミ製の羽釜で竹炭を焼いて底が抜けた経験があるのですが、その時と同じ色、重さだったからです。

  ということで、異常燃焼の原因は、この融けたアルミそのものが燃えたのか、あるいはそのアルミとの化合物か何かの物質が燃えたのだろうと思われました。だから窯の最上部で真っ赤な炎が噴き出したのだろうと納得しました。

 

3 炭は問題なし。

  そこで、次に、その中フタを開けてみました。すると、竹もシダローズも無事に炭になっていました。何か、気のせいか、いつもよりきれいな仕上がりです🤣

 

4 教訓

  今回のトラブルは、単管パイプ関連製品を窯に使用したことが原因でした。アルミは約700度で融けることは知っていたので、この部材がアルミ製品だと分かっていたら使いませんでした。見た目では分からないものだというのが大きな教訓になりました。

  それから、いつもよりきれいな炭になった理由は、ひょっとしたら、今回の異常燃焼で上フタ・中フタが高温になって、その熱が中の竹などにいい具合に作用したのではないかと想像しました。キャンプなどで使うダッチオーブンという料理器は上下から同時に加熱できますが、あのような感じになったのではないかということです。

  ということで、このようなトラブルから学べることも多いですね(^^)/