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やってみっか第1号 粒竹炭を使った製炭

今日(1/3)は、昨日焼いた竹炭を取り出しました。

実はコレ、今年最初の「やってみっか」だったのです。

 

というのは、ズンボックス窯の中に竹を入れた後、粒状の竹炭を詰め込んで竹から出る水分などを吸い取る作戦をやってみたのです。

 

というのも、以前に赤玉土を入れてやってみた結果が良かったので、今度は土の代わりに竹炭でやってみようということにしたのです。

竹炭には小さな穴が無数にあいているため吸水性も高いとされているので、ならば使えるのではないかと考えました。

 

また、土はいわば竹炭にとって異物になりますが、同じ竹炭ならば元々は竹なので問題はないし、相性がいいのではないかとも思いました。土の成分が竹炭内に入り込むといった心配もありません。

 

・・・で、その結果ですが、グーでしたね😁

土を使ったときと同じように、肌のきれいな竹炭ができました。

 

ただ、短冊状にカットした竹の方についてはそれほどの効果は感じられませんでした。

これは、おそらく、粒竹炭は天井部にしか敷かなかったからです。

 

つまり、短冊状にカットした竹は細かいので、窯の中でランダムに水分などを出すはずですが、縦長にカットし整然と並べた竹の場合は、その多くは天井部と底の二か所から出るはずです。

そうなると、天井部に敷いた竹炭が吸い取る水分は後者の竹からの方が多いということになるからです。

 

ということで、効果と限界の両方が分かる実験となりました。

そして、次回に向けてのヒントも得られました。

 

つまり、一つは、短冊状にカットした竹を焼く時は、ぬか漬けを漬けるようなイメージで、粒竹炭と混ぜ合わせるような形で焼いてみるといいのではないかということです。出てくる水分を徹底的に吸い取ろうということですね。

 

そしてもう一つは、窯の底にも粒竹炭を敷いて、その上に生の竹を敷いてみたらもっときれいな竹炭ができるのではないか、ということです。

 

ということで、これは近々実際にやってみようと思います(^^)/