洪水はクルミにとって幸運?

え、なんで❓

 

昨日(9/10)のわが町には洪水警報が出たくらいの大雨だったので、きっとクルミが一杯落ちてるだろうと拾いにいったら

 

・・・ほとんどない😮

え、なんで❓

 

しばらく頭の中は❓だらけでした。

 

そのうち、ここはくぼ地なので、いつもは落ちたクルミはここに集まるけれど、昨日の大雨で集まったクルミがみんな大雨で流されたんではないか、という結論に達しました。はい🤔

 

ということで、まあ、それならばそれで結構!

という気分になりましたね。

 

というのも、今回の洪水まがいの大雨のおかげで、いつもならば自分の足元にしか落とせないクルミの木にとっては、自分の分身を何キロも、何十キロもはるか遠くに届けることに成功したわけですから。

 

クルミにとっては、今回の大雨はまさに千載一遇の大チャンスだったわけですよね。

人間にとっては災いの雨ですが、クルミにとっては起死回生の幸運の雨だったのかもしれません🤔

        

・・・そういえば、クルミは川のほとりによく根付くのだそうです。

こうやって雨に流され、川の流れに乗って運ばれていくからでしょうね。

 

 

・・・ちょっと長くなりますが、もう一つ言えば、私の父がこの地に開拓者として入植した当時(昭和20年代)のこのくぼ地は、きれいな水が湧き出る所でした。湧き水ですね。本当にきれいな水だったことを記憶しています。

 

開拓者としては水が命ですから、この地への入植者第1号の父は、水の湧き出るこの地を選んだのではないかなぁ、と思っています。

 

今ではコンコンと湧き出るようなくらいの水の勢いはありませんが、それでも、ここから水がチョロチョロと流れ出て、少しずつ水量は多くなり、1キロほど下るとはっきりした小川になって、宮城県を流れる大河「鳴瀬川」に注いでいきます。

 

ですから、ここは小さいですけど「水源」の一つなんですね。

それはとても小さいことですけれど、私にとっては何か、とても大きなことで、誇らしく思えることなんですよね。はい😄