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サンドイッチ実験の結果

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今日(7/18)やった「サンドイッチ実験」の結果です。

 

最終目標の「竹酢液を一杯採る」の目的は達しませんでしたが、理由は日没による作業中断だったので、それはさほど問題ではありません。いわばゴルフなどのサスペンデッドゲームみたいなものですね😄

 

それよりも、きれいな竹酢液が採れる方向性が見えたことが大きかったですね。面白いデータも取れました㊗️

  

1枚目の写真は今日の製炭実験の際のコンクリート平板の温度変化です。これが面白かったので、少しメモしておきます。興味のある方はどうぞ。

 

1 薪ストーブと竹の入った寸胴鍋の間にコンクリート平板を差し込んだわけですが、その平板の温度変化をメモしたのが1枚目の写真です。最初は20度だったのが1時間半で280度まで上がり、そこで温度上昇が止まります。これが3時間余り続きます。薪ストーブには薪を投入し続けているのに温度が上がらない。なぜか。それが今のところ謎です🤔

 

2 平板の温度が350度になった時点で、寸胴鍋に入っている竹から煙が出てきました。これはおそらく水蒸気であって、竹酢液の元になる煙ではありませんが、これが出てきたということは竹酢液が採れる兆しですので、見通しが立ったということです。やがて、煙突からも煙が液化したしずくが垂れるようになりました。これで今日の実験は合格点でしょう。写真の2~3枚目。

 

3 平板の温度が280度から350度まで上がったところで、また3時間温度上昇がストップしました。これはなぜか。これも謎です。でも、何か重要なヒントが隠されているような気がします🤔

 

4 まとめ的に言いますと、今回の実験結果で分かったことは次のようなことで、「良質の竹酢液を一杯採る」ための方法について貴重なデータが得られたと思います。

 ア コンクリート平板の温度上昇が一直線ではなく階段状であること。ここに何かヒントが隠されているような気がすること。

 イ このように平板を間に挟むことで、700度もあるストーブ内の温度が半分ほどまでに下げることができるということ。そして、竹の発火点が250度ほどですから、その発火点に達しないようにしつつ竹を加熱できます。だから、良質の竹酢液を採る方法として有効な策である可能性があること。

 ウ 竹を希望する温度にまで上げるためには、この方法では時間が掛かり過ぎるので、例えば、寸胴鍋を耐火レンガで囲むような形にしておいて、その周囲から700度の炎を当てるようにすれば加熱開始後1時間半ほどで寸胴鍋を理想の200度から250度程度までに上げることができるのではないかと思えること。

 

5 おまけですが、このコンクリート平板を使ってピザが焼けるのではないかと思えました。おそらくピザは300度くらいの焼き床の上に乗せて焼くのがいいのでしょうから、そのためにはうってつけの温度だからです。この平板を覆うもの(例えば台所で使う金属製の食器洗い用のボールなど)を被せて、炎の一部をボール内に取り込めば、焦げ目も着いたいいピザが焼けるのではないかと思います🤣ヤッテミッカ?