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園芸用竹炭(微粒)誕生!

⭕️
新しい竹炭を商品化しました。
名づけて「園芸用(微粒)」。
小粒より小さくて、粉状のものまで含むものです。
値段はまだ決めていませんが、500円以下かナ🤔
 
これも3/22にわが町(宮城県加美町)で開催される加美マルシェ用です。
毎回新製品を出すようにしているので、その一環です。はい😤
 
 
実は、これを商品化することを決めたのはおとといのことです。
遠い所からわざわざわが家に見えて「竹炭60キロ欲しいんだけど」という方がいたのです。
 
「えーっ、60キロ? すんません、そんなには置いてないです。・・・6キロぐらいならありますけど😅
 
という会話があって、商談はオジャン😰
  
 
でも、お話を聞いていると、いろいろ勉強になりまして。
というのは、この方は田んぼに水を引き込む際に、その引き込み口に竹炭を置いていたんだそうです。
そうすると、水がきれいになったりしていいお米ができていたんだそうですが、最近その竹炭の量が減ってきたので足そうと思ったというわけです。
 
それで、以前購入していた炭屋さんに行ったらもうやめていて、別の所に行ってもやめていて、それでようやくわが舎を見つけたということなんです。
  
 
それほどまでして欲しかった竹炭。何とかしてあげたかったのですが、私はできるだけ作り置きしない竹炭、新鮮な竹炭をウリにしてきたのが裏目に出て、願いをかなえてあげることはできませんでした😥
 
でも、お話をしていると、ほかにもいいことを教わりました。私が作っているポーラス竹炭(消し炭法による竹炭)がちょうど田んぼにはいい竹炭だったということです。つまり、田んぼの浄水などのためにはあまり堅い竹炭や細かい竹炭はなじまないということです。
 
ポーラス竹炭は炭化温度が比較的低いなどのことがあって、握るとすぐクシャっとなるくらい柔らかいのですが、こういう竹炭がいいとのことでした。これは、いろんな本にも書いてあることなので、それが実証された感じです。そして、細かい竹炭はよくないというのは、竹炭を入れる網目からこぼれてしまうからだということでした。
 
 
「うーん、・・・であれば、ある程度の大きさのものと、細かいものを分けたらえがんべ(いいだろう)❗️
と思いまして、今回のようなことになったということです。
 
つまり、比較的大きい竹炭と細かい竹炭を分けよう、そして、農業などにも使えるようにできるだけ安価な製品にしようということです。
 
そして、あれこれ考えた結果、今までは「大粒、小粒、粉、無分別」の4種類で製品化していたのですが、これからは「無分別」と「微粒」の2種類だけにすることにしたのです。こうすれば、作業工程が少なくなるので安い商品として出すことができます。
 
 
それから、今回のように悲しい思いをさせないために、園芸用(農業用)竹炭に限っては、相当量を作り置きして、大量の注文があった場合も即対応できるようにしようと思いました。
取りあえず60キロを備蓄します🤣
 
 
とまあ、こんなことで、大きな転換期になるかもしれない新製品の紹介でした。
今回も長文になり、失礼しました <(_ _)>