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百リットルタンクが1500円!

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100リットル入るタンクが二つ。
ヤフオクで落札しました😄
1個1500円は安い! タバコ3個分😂
プラス1500円で水道栓も付けてくれました🥰
 
 
これはそもそも雨水タンクとして出品されていたのですが、私はこれを竹酢液の採集とその保存用に使おうと考え、落札しました。
具体的には次のとおりですので、興味のある方はどうぞ。
 
1 竹酢液の採集
  竹酢液を採るための煙突の先端にこのタンクを取り付ける予定です。タンクの側面に穴を開けて煙突を突っ込むわけです。そして、その煙が抜け出ていく穴を別に開けて、入った煙が抜けていくまでの間、このタンクの中にできるだけ煙を長く滞留させようという作戦です。長く滞留すれば、その分だけ冷やされて竹酢液になるはずなので、採れる竹酢液の量が増えるだろうと考えました。
 ちなみに、この場合の水道栓はタンクの真下に付けます。溜まった竹酢液を採るときは栓をひねって出すわけです。
 
2 竹酢液の保存
  採集した竹酢液について、私は粉竹炭を混合させて不純物を吸着させる精製をしているのですが、その後も「重合」という化学反応により微粒物が発生します。製品として発売するのにはこの微粒物が邪魔になるので、それを除くために6か月以上静置するわけですが、それをこのタンクを使ってやろうと考えたのです。
  理由は二つ。一つは光を遮断するためであり、もう一つは均質化のためです。従来はペットボトルに入れて静置していたのですが、光が当たると竹酢液は黒っぽくなります。しかし、このタンクに入れて静置すれば、それが避けられると考えられます。一方均質化というのは、精製済みの竹酢液をこのタンクに入れることによって、100リットル分の竹酢液が混ざり合い、その成分などが一定になるということです。
 竹酢液は、原料の竹の乾燥程度や製炭時間、製炭時の温度などで採れた竹酢液の成分が異なります。ですから、それを混合させると新たな「重合」が起きる可能性が高いわけです。ペットボトルで静置しておき、発売前に混合させると重合が起きてボトルの壁面が黒くなるなどの変化が起きてしまい、具合の悪いことになります。そこで、あらかじめ多量の竹酢液をこのタンクに入れて、起きるべき重合は起きさせた上で静置することにより、製品化するときに混ざり合うことを避けようと考えたわけです。
 なお、「水道栓」を底から少し上に設置することにより、重合により発生した微粒物や比重の軽いアルコール分などを除いたきれいな竹酢液だけを取り出すことができると考えました。
 
以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。