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今日は二つの実験

💦
今日(2/15)もやりましたよ、「やってみっか」実験😃
 
その一つは、「ドラズン窯」(ドラム缶の中に寸胴鍋を入れて竹炭をやく窯)で竹の地下茎を炭にしてみることです(写真1、2枚目)。
 
「こんなのを炭にしても売れないだろうなあ」と思ってこれまでやることはなかったのですが、売れる売れないに関係なく、まずはどんなふうになるのかやってみようと思ったわけです。はい😤
  
 
そして、その準備中に気づいたんですが、この竹の地下茎には空洞がないみたいなんですね。
つまり、竹の場合は節と節の間が空洞になっているのですが、その空洞が地下茎にはないということです。
 
実は、空洞があると、加熱した際に爆発するので気をつけないといけないのです。ですから、竹を丸のまんま炭にするときは、ドリルで節を抜いて爆発することを避けているのです。
 
・・・で、竹の地下茎も同じように穴を開けようと思ったら、その空洞がないことに気づいたというわけです!
 
 
これまでたくさん見てきた竹の地下茎なんですが、空洞がないと知ったのは初めてです。これだけでも今日の「やってみっか」は成功した気分です。また、空洞がないならいろんな工芸品の材料にしやすいとも思いましたので、そういう意味でもこの発見は小さくないと思います。
 
 
そして、今日のもう一つの「やってみっか」実験は、竹が入っている寸胴鍋から出てくる煙を、ダクトを長くして煙突内に深く差し入れたことです。
 
これは、前回、窯が新しくなって煙が勢いよく出るようになったのはいいのですが、竹酢液を採るための煙突の中になかなか煙が入っていかないという問題が起きました。
 
そこで、「なんじょすたらえがんべ」(どうしたらいいだろう)と考えて、その結果の挑戦が今回のようなものになったということです。
  
 
このダクト挿入実験の結果はすぐ表れまして、写真の4枚目のように、煙突の先端から煙がいい具合に出ましたので、これは成功ですね。竹酢液も前回の3倍ほど採れました㊗️🚩
 
 
あとは、竹の地下茎の炭化結果ですが、これは明日報告します。炭は焼きあがってもすぐには取り出さず、時間をかけてゆっくり冷ますことが品質アップのポイントの一つのようだからです。はい😄