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「ドラ寸胴窯」づくりスタート

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誕生日だった昨日(1/10)、新しい竹炭を焼くための窯作りに着手しました㊗️
新しい製炭法をスタートさせるには、誕生日はいい区切りだと考えたこともあります。
 

この方法は、ドラム缶の中に寸胴鍋を入れて竹炭を作ってみるという作戦なのですが、着手草々つまづきました😅

というのは、実際にやってみたら寸胴鍋の取っ手が邪魔になって入らなかったのです❗️😱コンナハズジャナカッタ
 

寸胴鍋のサイズ的には入るのですが、取っ手の分のサイズが頭にありませんでした😅

まあ、何か新しいことをやろうとすると、こういうことはよくあるのでそれほど落ち込むこともなく😊、少し考えて、「取っ手が邪魔なら切ればいい」と考え、ディスクグラインダーでカットしたら無事に入りました。ヤレヤレです😅
 

今日は着手だけでいいと考えていましたので、今回の作業はここまでとしましたが、なぜこんな珍妙なことをやろうとしたのかを以下に書いておきますので、興味のある方はご覧ください。

1 大きな寸胴鍋ではうまく竹炭が焼けなかった。
  この寸胴鍋は高さ60センチある大きなものです。その大きさのためか、従来の薪ストーブを使った製炭では生焼け状態となり、うまく竹炭ができませんでした。
  更にその理由を考えると、寸胴鍋の側面と上部が外気と接しているために、底をいくら加熱しても一定温度以上に上がらないためではないかと考えました。

2 寸胴鍋全体を加熱する。
  ではどうしたら寸胴鍋の側面なども熱くできるか。それを考えた結果が写真のようなものでした。つまり、ドラム缶の中に寸胴鍋を入れ、下から加熱すれば寸胴鍋全体が数百度まで上がるはずです。こうやればこの大きな寸胴鍋でもうまい具合に炭が焼けるのではないかと考えたということです。

3 長い竹炭が焼ける。
  お客さんの中には丸いままの長い竹炭が欲しいという方がおられます。ある東京のインテリア会社からもオファーが来ています。このような要望に応えられる可能性がこのドラム缶・寸胴鍋窯(略して「ドラ寸胴窯😂」にはあると考えられるのです。つまり約60センチの長さの筒状の竹炭が焼けます。そのほか、竹穂竹炭も長いものができる可能性がありますので、商品の幅が広がります。

4 たくさんの竹炭が焼ける。
  寸胴鍋が大きいので、普通の竹材を入れた場合、従来の十倍以上の竹炭が焼ける可能性があります。これは、今後の販路拡大を視野に入れた場合にとても重要なことです。