さようなら、お薬師さん

昨日(8/8)のお薬師さんの手づくり市(仙台市)に出展していて、ふと、「もういいかな」と思いました。
 
薬師堂敷地内の工事の関係でこれから約3年会場が2分され、半分ほどは隣の木の下公園に割り振られることになったことが分かったのがきっかけです。
 
ということで、出展は今回で最後になるかもしれません😢
 
 
振り返ると、初めての出展はちょうど3年前になります。
都市部のお客さんは竹炭や竹製品にどう反応するかが知りたくて始めました。
 
やはり、私が住む地域とは違って、竹炭の効能などよりはビジュアル面に反応する方が多いという印象がありました。「珍しい!」「キレイ!」といった面ですね。
 
そのほかにも、出展者のいろいろな工夫を学ぶことがあって、楽しく続けてこられました。
 
 
しかし、その学びも少しずつ少なくなり、今回は、細い節竹炭がスズムシの飼育に使える(部屋になる)という発見があっただけでした。
 
学びの量が減ってくると、この市に出展する負担の度合いが気になってきました。
 
当日は朝4時に起きて出発し、駐車場から抽選で当たった出展場所まで荷物運びを4往復、テントを張って製品を並べるまで2時間以上。結構大変です💦
 
出展日が近くなると、1週間ほど前からその準備に追われるようになり、これがほかの作業に手が回らなくなるということも気になっていました。
 
そこに加えて、今回の会場の変更。薬師寺の境内でやるからこその魅力も失われるとなると、一気にやる気が失せてきたのです。「もう、いいかな」
 
 
ということで、少なくとも来月の出展申込みはしないで帰宅しました。
そして、何となく、これで最後になるかもしれないと思ったのです。
そこでひと言言っておきます。
「お薬師さん これまで大変お世話になり、ありがとうございました。さようなら。」
 

この木の下公園の環境自体は申し分ありません。緑一杯の素敵な空間です。
でも、そこはやはり公園であって薬師寺の境内ではない。これは、私にとってはとても大きな違いです。

出展場所から薬師堂を見た風景です。その距離、歩いて約5分。やはり、私にとっては離れ過ぎです。