はやぶさ2はNASAを超えた?
全く見えない所でのことなのに、なぜこんなにも興奮するのだろうかと思いました。7月11日、小惑星探査機はやぶさ2が「りゅうぐう」に2度目の着陸した時のことです。
地球との距離が2億5千万キロといわれてもピンときません。日本列島の南北の長さを2千5百キロとすると、その10万倍。通信に片道約14分かかるとのこと。そんなに遠くではやぶさ2は一人、前に作ったクレーターに降りて地下物質を採取することに成功しました。
それが太陽系の歴史の解明に役立つ快挙といわれても想像を超えます。でも、近畿大学の道上達広教授が言った「米航空宇宙局(NASA)の何歩も先を行く成果」との言葉で、今回のことがどれほどのものかが実感できました。
若き頭脳とベテランのリーダーシップ、そして全員のチームワークの成せるわざでしょう。でもそれだけではなく、彼らを支えた中小企業のものづくりの技術もあったはずです。いわば日本の力そのもの。それゆえに誇らしいのだろうと思います。
地球帰還は東京オリンピック後の来年末とか。今から待ち遠しい思いです。
令和元年7月12日
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