荒れた竹林で困っている方が来訪

荒れた竹林をどうしたらいいのか困っているという方がいらっしゃいました。
 
お話をよくうかがい、
私がこれまでに試した方法をお話した結果、
竹を1メートルの高さで切る方法をやってみることになりました。
 
この方法は、秋~冬の休眠期に竹を切るだけなんです。
ポイントは切る面の高さ。
地面から1メートルくらいの所を切る。
これだけ❗️
 
このようにしておくと、休眠期の竹は自分の首から上が無くなったことに気づかないようなんですね。
 
で、何が起きるかというと、春になって休眠から目覚めると、竹の地下茎はそれまで蓄えた養分などを一生懸命竹に送るんです。でも送られた養分は切断面からゴボゴボと垂れ落ちるだけ。葉っぱで光合成した栄養分のお返しもありませんから、地下茎は次第に弱ってしまい、遂には枯れてしまうということです。
 
こういう仕組みを使って竹を相当の数切って、切った竹の数倍の竹を枯らしてしまう方法です。そして、その結果荒れた竹林の整備を進めることができるんですね。
時間はかかる(1~3年)のですが、費用は特に掛からないので、気に入ったみたいです。
 
専門業者にお願いすると、100万円単位の出費になるそうですから、高齢者にとっては厳しいですよね。
 
子や孫に負担を掛けたくないと悩んでいたというこの方は、この1メートル竹切断法を知って希望が見えたみたいで、お帰りの際には表情がとても明るくなっていましたよ😄🚩ワタシモウレシイ
 
  
写真は今日のわが家の竹林。この中でいろんな話をしました。