わが町一番のお祭り 火伏せの虎舞

㊗️
今日(4/29)は、室町時代から続いているという火伏の虎舞がわが宮城県加美町で行われました。
 
天気は最高で、町の人口の約2倍、5万人ものお客さんが来たそうです。
 
主役は中学生でしっかりしていましたが、その予備軍はいま一つな子もいました(4枚目の写真)。そして、これがまたお客さんに受けているようでした。ただ山車を引くだけではつまらないのでしょうね🤣ワカルワカル
 
 
私は今日、竹炭などを出展しましたので、お客さんのお相手をしながら、その合間に少しずつ見るだけでしたが、全国の多くの祭りがすたれていくといわれる中で、なぜこの火伏の虎舞が人を集め続けてきているのかを考えていました。
そして、その私なりの答えは次のようなものでした。
1 主役が中学生であって、大人は祭り前の指導や、祭り当日の交通整理などの黒子に回る。子どもには人を惹き付けるものがあるので、これを徹底しているということではないでしょうか。
それに、例えば、自分の子どもが屋根の上にあがって虎舞の演舞をするようなことになったら親戚演者を呼び寄せて見に行きますよね。このような客寄せ効果も持っているような気がします。
2 競争がある。この虎舞も三つの組織に分かれており、それなりにライバル意識を持ちながらやっているそうです。よさこいソーランが若手中心とした祭りとして競争原理を持ち込んで盛り上がったことを想い出しました。自ずと演舞のレベルも上がるでしょうし、その一生懸命さが人に伝わることもあるのではないでしょうか。
3 パレードや1箇所の演舞で観光客に見せるのではなく、町内の各家々に虎が出張演舞😂して防火の祈願をするので、町の住民と一体化したお祭りになっている。
ということで、当たっているかどうかは分かりませんが、大人中心で盛り上がりに欠けるお祭りをやっているところは、参考にしたらよいのではないかと思いましたね。

 

 

偉そうな物言いで、スイマセン でした<(_ _)>