ポーラス竹炭のつくり方のコツを発見

今日(4/14)は、ポーラス竹炭(消し炭法による竹炭)づくりをしました。

節のある所は「節竹炭」として別に焼き、残りをこの方法で焼くと竹を有効に使えることに気づき、今日は節のない竹だけを使いました。

それと、この方法での焼き方のコツは、竹がミディアムに焼けたら次の竹を投入する、ということだと分かりました。

つまり、竹が完全に燃えてしまう直前に次の新しい竹を投入していく。これを繰り返す。ということですね。

こうすると、ミディアムに焼けた竹は新しい竹の下になって、十分な酸素が得られない状態で燃え続けるしかなくなります。

要は不完全燃焼ですね。

この不完全燃焼で竹を燃やす方法が、このポーラス竹炭づくりのポイントということです。

「ただ燃やすだけ」のポーラス竹炭づくりですが、それなりにコツがある、ということですね😃

これが今日の素材。節の部分を除いた竹です。

 

これを材料にすることで、節の部分はフラワーアレンジメントなどに使える「節竹炭」として有効活用できます。

 

言ってみれば、残った部分だけで「園芸用竹炭」ができるので、無駄がないということになります。

 

切断面がきれいなのは、電動式丸ノコを使っているからかです。

これが、ミディアム製炭法がよく分かる映像。

 

竹が5割方燃えて、あとは不完全燃焼状態に置いても燃えてくれるという段階で、次の新しい竹を入れます。

 

そうすると、新しい竹がその下の部分を覆い隠すような形となり、新しい竹は寸胴鍋上部から供給される酸素で燃え、一方下の竹は酸素不足の不完全年場状態で燃え続けるしかなくなります。

 

この不完全燃焼により竹が竹炭に変化するというわけです。