この原稿は、まず新聞に採用されることはないだろうと思いながら書いたものです。
今上天皇が間もなく退位され、新しい天皇の即位と共に元号が改まろうとするこのタイミングではいささか不謹慎だからです。
それに、大部分のメディアは皇室に関することはこぞってそそうのないように気をつけているように思えます。体制批判を激しく繰り返すメディアもハンコで押したように丁寧です。
まあ、それは結構なことなのかもしれませんが、どこか違和感を覚えるのも事実です。
ということで、私は素直に自分の気持ちを書きました。
以下が投稿した原文です。
「元号から西暦へ
私たち夫婦の結婚記念日の日、私が「何年になるかな」と問うとすかさず奥さんは「42年!」と答えました。昭和の時代は私もすぐ答えが出たのですが、平成になってからうまく計算ができなくなりました。
まもなく元号が変わるという時期に不謹慎かもしれませんが、私はそろそろ天皇が変わる都度定められる元号の役割を見直した方がいいと思っています。何といっても不便です。
お役所は基本的に元号を使うことになっているようで、様々な書類は元号で表記されます。一方、新聞は並記することが多いようで、メディアによっては西暦だけのところもあるようです。
このような社会は基本的に煩雑で不効率だと思います。和暦と西暦の両方が存在するダブルスタンダードだと言ってもいいでしょう。
それに、戦後の天皇は象徴天皇となりました。歴代の天皇の位置づけとは基本的に変わったのです。ならば、それにふさわしい形にしてもいいのではないでしょうか。
元号制をなくすべきとまでは言いません。せめて、基本は西暦とする社会とするようになってほしいと思います。
平成31年3月5日」
今気づいたのですが、最後の日付が元号になっていますね(^^♪
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