· 

交番の安全確保

九月一九日、仙台市の交番で、警察官が近所に住む大学生に刺殺されるという事件が起きました。

当初は、この警察官が防護服を着ていたら死亡は避けられたのではないかと思われていましたが、その後、仮に着ていても防げなかったことが分かったそうです。致命傷が脇腹から刺された傷だったからです。再発防止策の限界が示されたようで厳しいものがあります。

今回の事件の動機はよく分かっていませんが、以前にもあったように拳銃の強奪が目的だった可能性が指摘されています。私は、もしそうであれば、拳銃を奪えないようにすることが一つの有効な策になり得るのではないかと思っています。

つまり、例えば、拳銃とベルトを結ぶ紐は防刃性のものとして、かつベルトと一体化します。そして、一旦ベルトを締めたら特定の番号を合わせなければ警察官の身体から外れないようにしておきます。こうすれば、仮に誰かが警察官を襲っても、その銃を奪うことはほとんど不可能です。

これらのことが広く国民に周知されれば、拳銃を奪う目的で交番を襲撃する者はいなくなるのではないでしょうか。

 

平成30年9月22日