· 

ボツ投稿のお墓について

「やってみっか奔舎の代表である私(高橋裕紀)は、時々地元の地方紙(河北新報)の「声の交差点」というコーナーに投稿しています。

 

2011年にサラリーマンをリタイヤして故郷の加美町に戻り、田舎暮らしをやるようになってから社会との関わり方をどうするか考えました。その一つの答えが新聞に投稿することでした。

 

何かを書くということは自分をさらけ出すということでもあるので、少々迷いはあったのですが、このような形で地域と接点を持つことがあってもいいだろうと考えたのです。いわば、口ではなく、文字を介しての交流です。

 

やっているうちに何度か掲載されるようにもなり、だんだん習慣化して、今では週に1回くらいのペースで投稿しています。書くことは何か心が動いたことです。つまり、驚いたり悲しんだり、喜んだり怒ったり、そのようなことを日記に書くような感じで書いています。週に1回の日記風ということで、自分では「週記」と呼んでいます。

 

日記風とは言っても、新聞に投稿するわけですから、もちろん他人の目に触れることを意識しています。しかし、日記にはウソを書かないように、この週記にもウソは書きません。できるだけ率直に自分の気持ちも表しています。ですから、この週記を振り返って読んでみると、その時々の自分の体験したことや感じた思いなどがよみがえってきます。つまりは、そこに私が見えるのです。

 

ならば、「やってみっか奔舎」のホームページを開設する機会に、これを皆さんに読んでもらったらどうだろうかと考えました。そうすれば、当舎を運営している代表とはどんな人間なのかが分かる。良くも悪くも分かる。できれば悪い面は隠したい気持ちはあるのですが、いい子ぶってもしょうがない。歳も歳だし。という結論になりました。

 

ということで、以下に、これまで私が投稿した原稿を掲載します。まれに採用されて新聞に掲載されることもありますが、大部分はボツになって日の目を見なかったものです。そこで、タイトルを「ボツ投稿のお墓」としました。ここに掲載することで弔おうという遊び心です。

新聞に掲載されたものについてはその旨を記載しました。新聞に掲載される際のタイトルは河北新報側で付けますから、私の付けたタイトルとは違います。また、文章の一部が変わっていることもあります。それは河北新報が添削したためです。

 

すべてを一気に搭載することは時間的にも労力的にも難しいので、最近のものから少しずつ遡って掲載していきます。

 

【追記(2019.2.21)】

  「ボツ投稿のお墓」は「ボツ投稿の殿堂」と名前を変えました。「お墓」に入るというのは、いかに弔うという意味があったにせよ、いささか暗い感じがしますが、これを「殿堂」にすると、明るい感じに変わると考えたからです。ボツ投稿も「殿堂入り」といわれると喜んでくれると思います(^^♪