竹の豆知識

3か月で一人前

竹はタケノコとして顔を出してから約3か月で最高点に達します。その後上に伸びることはありません。タケノコは、最も速いときは1日に1メートル以上伸びます。このように超高速で伸びる理由は、タケノコの節の部分がそれぞれ伸びるからです。例えば、タケノコの節が30個あるとして、それが1日に3センチ余り伸びると、そのタケノコは全体として約1メートル伸びるというわけです。 

また、竹は木のように年月を経ても太くなることはありません。竹の太さはタケノコの太さと同じです。

ちなみに、あの「かぐや姫」は3か月というスピードで赤ちゃんから美しい女性へと成長しましたが、当舎では、竹が3か月で一人前になることと関係があると考えています。そして、当舎のイメージキャラクター「かみや姫」(加美町の竹から生まれたので、かぐや姫ではなく「かみや姫」といいます)も、かぐや姫にあやかって作りました。