はい。基本的に竹炭は繰り返し使えます。効果が弱まってきたら水洗いし(洗剤使用禁止)、煮沸・乾燥させると機能が復活します。これを数回繰り返すと竹炭のミネラル分などが無くなりますので、炊飯・浄水・風呂用の竹炭は新しいものに変えてください。残りは園芸用として使えます。
全くそんなことはありません。安心してお使いください。
はい、随時承っておりますので、ご相談ください。
竹の中の水分が減っていったり、太陽の光を浴びたりするとだんだん黄色っぽくなります。冷蔵・冷凍すれば少しは長持ちします。
竹の余分な水分や油分を抜くことです。竹を煮たり、火であぶったりすると、竹が強くなり、表面がきれいになります。
強い直射日光を長く浴びたり、急に乾燥させたりするとひび割れすることがあります。薄い竹ほど起きやすく、油抜きした竹でも起きることがあります。
はい、大丈夫です。その方が乾燥を防ぎ、割れにくくなります。ビールやお酒を入れて飲む方もいます。
竹の水分が多いとカビが生えることがあります。梅雨の季節や夏にも出やすいです。カビを見つけたらお風呂場などで使うカビ除去剤で取るとよいです。また、50度以上のお湯に5分くらい漬けると予防になります。
地元の手づくり市に竹製品などを出展する際に屋号を明示しなければならなかった時に使ったものが最初です。その発想などは次のとおりです。
できるだけ簡単に竹炭をつくれるようにしたかったからです。本格的な土窯を自分で造るのは大変ですし、市販の窯は高価です。これでは手が出ません。そこで、できるだけ安価に良質の竹炭がつくれるように試行錯誤を続けた結果が薪ストーブを利用した竹炭づくりだったのです。この方式ですと2万円くらいで誰でも竹炭がつくれる窯ができますので、荒れた竹林に困っている方にとってもすぐ導入できるのではないでしょうか。当舎では、この薪ストーブを使った竹炭のつくり方をすべてオープンにしておりますので、ホームページのほかフェイスブック(高橋裕紀)やツイッター(タケスミ)を参考にしてください。
はい。確かに函館などで育つ孟宗竹があると聞いています。しかし、それは人間の手によるサポートがあって生きてこられた孟宗竹なのではないでしょうか。そのようなサポートがなく、「自生」できる北限は東北中部(秋田・岩手の南側)であるというのが学術的な通説と理解しています。そこで、私どもはそれに従っているわけです。
ちなみに、「東北中部」と言っても少しあいまいな感じがするので、当舎では、山形・宮城の北側と秋田・岩手の南側に在って、かつ、気温がマイナス10度以下、積雪が50センチ以上になることがある地域(市町村)に自生する孟宗竹を「北限の竹」と称することにしています。