やってみっか奔舎について

「やってみっか奔舎」は、2015年6月に創業した個人事業であり、里山をより豊かに美しくをモットーとして、特に荒廃竹林の復活・整備に力を入れています。

これまでの経緯等

2011年4月

代表の高橋裕紀がサラリーマンを定年退職し、故郷の宮城県加美町に戻り、生まれ育った実家の跡に住むようになった。しかし、両親等が既に他界していたために荒れ放題となっていた竹林に困り、その整備の手段として竹を竹炭にすることを始めた。以後試行錯誤を繰り返し、少しずつ竹炭の品質を向上させていった。

 

2015年3月

地元の加美町で開かれた手づくり市の「加味マルシェ」で竹炭を販売したところ、わずかではあったが売れたことから、代表は、竹林の復活に竹炭化が有効と考えるようになった。

 

2015年4月

地元で開催された「陶芸の里春まつり」に竹炭を出品していたところに加美町の町長が立ち寄り、しばし竹炭談議をした後、町長から「加美町起業者育成支援事業」に応募することを勧められた。町長は、代表が口にした「薪ストーブによる竹炭製造」に興味を持ったらしかった。後日代表が加美町役場の担当者と意見交換をしたところ同支援事業応募の要件を満たすとされ、応募することにした。

 

2015年6月1日

以上のような経緯で「加美町起業者育成支援事業」に応募したところ、同6月1日付けをもって認定された。当舎が「事業」となった瞬間でもあった。以後は、一層竹炭づくりに励み、良質の竹炭を製造する方法について試行錯誤を続けるとともに、マルシェでお客さんから要望のあった竹の加工品も手掛けるようになった。そして、地元の直売所に製品を置かせてもらえるように依頼するなど、事業としての基盤づくりに努めた。なお、この加美町からの支援は、以後3年間(制度上の上限まで)毎年更新された。

 

写真は、当時ワクワクしながら試した羽釜を使った竹炭づくりの一コマです。薪ストーブにご飯を炊くための羽釜を乗せ、中には竹を入れて加熱したのです。竹炭はできたのですが、品質はよくありませんでした。

2017年11月29日 

ふるさと納税の返礼品として当舎の「「北限の竹」製品詰め合わせ」が加美町と加美商工会から認定され、当舎の製品が全国に知られるようになった。

2018年3月

農業共済新聞に当舎の取組が紹介された。

 

2018年5月

NOSAI宮城の広報誌に当舎のことが掲載された。

 2018年7月

西日本豪雨災害が発生した際、当舎として何かできないものかと考えた結果、当舎の売上げの中から日本赤十字宛てに寄付をした。そして、今後、当舎の売上げの1パーセントはこのような災害被災者や障害者支援のために寄付することに決めた。言い換えれば、当舎の製品を買っていただければ、その価格の1パーセントが自動的にこのような寄付に当てられる構造にしたものであり、当舎のささやかな社会貢献のつもりである。 

 

2018年7月19日

かねて申請していた「小規模事業者持続化補助金」が全国商工会連合会から認められた。これは、補助金の資源が国からの支援に基づくものであることから、当舎の事業が国レベルにおいても認定されたことと受け止められた。また、この補助金によって、当舎のホームページの立上げとネット通販が可能となり、また製品のパッケージとラベル、さらにリーフレットも一新されることになって、さらに事業の拡大を見込める環境を整えることができるようになった。

 

2018年11月

以上の経緯により、当舎のホームページが開設され、全国へのネット通販環境が整うとともに、製品パッケージ等も一新された。 

当舎の製品が購入できる場所

  • あゆの里物産館
  • やくらい土産センター
  • やくらい薬師の湯
  • 陶芸の里ゆ~らんど
  • どどんこ館(以上宮城県加美町)
  • JA農産物直売所(宮城県色麻町)
  • 産直穀菜市場「志ちゃん」
  • ゆの駅しんとろ(以上宮城県大崎市)

以上のとおり、当舎は様々な支援を受けつつ成長してまいりましたが、当舎はその代表の高橋とその妻を中心とする個人事業であり、活動体としての体力もまだまだ不十分です。これからは、ネット通販を通じて全国の方々から当舎の製品を購入していただき、それを資源として、当舎の当面の目標である荒廃竹林の復活を是非実現させていきたいと考えています。そして、さらには竹の有効活用のノウハウなどを全国に発信し続け、荒廃竹林に悩む方々のお役に立ちたいと考えています。同時に、それと並行して、少子高齢化が進むわが小さな町の小さな里山がより豊かに、より美しくなるための活動も拡充していきたいと考えています。皆様のご理解とご支援をいただければ幸いです。 

当舎の日々の状況はSNSをご覧ください

当舎の日々の状況については、代表の高橋が発信するフェイスブック(高橋裕紀)とツイッター(タケスミ、@yattemikka)で発信しています。 

起業者育成支援事業として認定

やってみっか奔舎の活動は、宮城県加美町から起業者育成支援事業として認めらました。 

ふるさと納税返礼品に登録されています

当舎の製品はふるさと納税返礼品に登録されています。 

「竹の床屋さん」はいかがですか

当舎では各種竹の加工品このほか、竹林整備のお手伝いをする「竹の床屋さん」も行っております。竹の伐採を行うもので、具体的には次のとおりです。

① 作業は竹の伐採です。

② 切った竹は竹林内に留め置きとなりますが軽トラ1台分までは無料で搬出します。

③ 料金は作業竹1本当たり300 円です。10本から承ります。

④ 竹林は、加美町役場から20キロ以内にあるものに限らせていただきます。

⑤ 急斜面等危険個所での作業はできません。

売上の1%を「災害被災者」や「障害者支援」に寄付

当舎の売上げの1%は、災害被災者や障害者支援のために寄付されます(2018年7月開始)。 

マップ

当舎の場所は地図のとおりです。 

 仙台駅から車で約1時間、加美町役場から約5分です。